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読書録:「エリートに負けない仕事術」/ずんずん

 

タイトル:「エリートに負けない仕事術」

作者:ずんずん

 

内容

 著者が仕事を行う上で気を付けてきたこと、気を付けた方がいい事について、コミュニケーション術、社内政治のやり方、作業の進め方、メンタルとフィジカルの鍛え方、自分自身(の人生)の守り方の5つに分けて書かれています。

 

特に印象に残ったのは下記。

 

 

・必ず1回で理解する

 同じことを何度も聞くのは「理解力が低い」と判断されてしまう。

1回で理解し記憶とつなげる事、教わったことを自分の言葉でまとめる事が重要。

自分の言葉でまとめるには、相手にオウム返しで確認するのではなく、自分の理解を自分の言葉でまとめ、それを伝える事で自分の理解した事があっているか、相手に同意を得ること。

 

・人間関係はギブ&テイクではなくExchange(交換)

Exchangeとは、相手に興味を示し、会話し、相互理解をすること。

相手が話てくれた事、心を開いてくれた事に対し、こちらも相手が欲しい言葉や必要なアドバイスを伝える、心を開く。

 

・完ぺき主義である自分を自覚する

まず、完ぺき主義自体は悪い事ではなく、完ぺき主義によって行動しないことが自分の人生にとって悪いことである、ということ。

私もそうですが、完ぺき主義は自分ができない事や中途半端な出来になることが許せないので、理想通りにできないならやらない、という極論思考になることがあります。

それによって行動できず、自己嫌悪を起こし、自己否定、そして自信を無くしてしまいます。

解決策は、自分の高い理想を下げ、理想に近づいたかよりも行動できたか、昨日より成長したかに重点をおくこと。

行動を続けることで、結果的に理想に近づくのです。

 

10%くらい悪くても謝る

超わかる。

 

 

 

感想

以前からコラムやブログを読んでいた、ブロガーのずんずんさんの本です。

ブログやツイッターや、今回の著書を読んでいて一貫しているのが、「全てひとつひとつの積み重ねである」ということかと思います。完ぺき主義思考のある私は、この言葉を心と脳に刻み込んでいます。

仕事を続けていく上で全て参考になると思いました。

「こんなの当たり前」と思うような事もありますが、当たり前を誰もが常に出来るわけではないので、ふとした時に読み返して「これが出来ていない」と確認できそう。